WHO | 高血圧症12億人超 30年で倍増
▲世界保健機関(WHO)本部=2020年5月世界の7億人以上の高血圧患者が未治療― 1990年から高血圧患者数は12億8千万人に倍増 ―
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所
2021 年 8 月 25 日
【概要】
本研究は、世界の高血圧の薬物治療管理に関するこれまでで最大規模の研究で、 英国のインペリアル・カレッジ・ロンドンと世界保健機関(WHO)が中心となり、 世界中の 1,100 人以上の医師と研究者が参加しました。
日本からは 19 名の研究者が参加し、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所国立健康・栄養研究所国 際栄養情報センター国際保健統計研究室の池田奈由室長が、世界各国 36 名で構成された論文執筆班に加わりました。
世界の 30~79 歳の高血圧患者数は 1990 年の 6 億 5 千万人から 2019 年の 12 億 8 千万人に倍増し、7 億人以上が治療を受けていないと推定されました。
本研究は、医学雑誌『Lancet』のオンライン版(8 月 24 日付)に掲載されまし た。
【背景】
高血圧は、心臓や脳、腎臓の病気を発症する危険度を高めることから、喫煙と並び 世界の疾患と死亡の主な要因となっています。
今回、NCD-RisC は、世界中の既存の健康調査から収集した膨大なデータにベイズ階 層モデルを応用し、1990 年以降の 200 か国・地域における 30~79 歳人口の高血圧治療管理状況の長期推移を明らかにしました。
【方法】
収縮期血圧 140 mmHg 以上または拡張期血圧 90 mmHg 以上または血圧を下げる薬を 服用中の者を高血圧患者と定義し、人口に占める高血圧患者の割合を有病率としまし た。
NCD-RisC はまず、1990~2019 年に 184 か国・地域の一般住民を対象とする 1,201 の 健康調査を抽出しました。人口でみると
184 か国・地域で世界全体の 99%を占めており、世界の高血圧の長期推移に関する研究としてはこれま でで最大規模のものです。30~79 歳の約 1 億人分のデータから、高血圧有病率、診断 率、治療率、管理率のデータベースを作成しました。この集計データにベイズ階層モデルを応用し、1990~2019 年の 200 か国・地域にお ける成人の高血圧有病率と診断率、治療率、管理率を推定しました。
【結果と政策的示唆】
1990 年から 2019 年までの世界の高血圧有病率は 32~33%で、ほとんど変化がありませんでした。
しかし、人口増加と高齢化により、高血圧患者数は 1990 年の約 6 億 5 千万人から 2019 年の約 12 億 8 千万人(女性 6 億 3 千万人、男性 6 億 5 千万人)へほぼ 倍増しました。
高血圧は高所得国から低所得国と中所得国へシフトしており、有病率は主に高所得国で減少し、多くの低・中所得国で増加しました。2019 年の低所得国と 中所得国の高血圧患者は 10 億人以上に上り、世界全体の 82%を占めていました。
診断と治療に格差
2019 年の世界の高血圧患者のうち、5 億 8 千万人(女性の 41%、男性の 51%)が診 断を受けたことがなく、高血圧に気づいていないと推定されました。さらに、7 億 2 千 万人の高血圧患者(女性の 53%、男性の 62%)が、必要とする治療を受けていないと 推定されました。
インペリアル・カレッジ・ロンドン公衆衛生大学院の地球環 境保健学教授である Majid
Ezzati 氏は、「高血圧治療が始まってから半世紀近くがたち、高血圧を容易に診断して安価な薬で治療できるようになりました。しかし、世界 でこれほど多くの高血圧患者が必要な治療を受けていないことは、公衆衛生上の失敗 です」と述べています。新しい WHO 高血圧治療ガイドライン 本研究成果を受け、本日、WHO は成人の高血圧の薬物治療に関するガイドラインを 発表し、各国が高血圧管理を改善するための指針を示しました。
本ガイドラインの作 成を指揮した WHO の Department of
Noncommunicable Diseases の Taskeen Khan 氏は、 「20 年ぶりに新しくなった高血圧治療に関する国際ガイドラインでは、成人の高血圧 への薬物治療開始に関する最新のエビデンスに基づいた指針が示されています」と述 べています。ガイドラインには、薬物治療を開始する血圧値、薬物の種類と併用、血圧管理目標値、血圧測定頻度などに関する指針が含まれています。また、医師やその他の医療従 事者が高血圧の診断と管理を改善するための基本が示されています。
【原論文情報】
NCD Risk Factor Collaboration (NCD-RisC).
Worldwide trends in hypertension prevalence and progress in treatment and
control from 1990 to 2019: a pooled analysis of 1,201 populationrepresentative
studies with 104 million participants.The Lancet.DOI:10.1016/S0140-6736(21)01330-1.
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/piiS0140-6736(21)01330-1/fulltext
結果は NCD-RisC ウェブサイト(https://ncdrisc.org/)から入手可能です。
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お召し上がり方:
1日1粒を目安に水またはぬるま湯で噛まずにお召し上がりください。
保存方法:
高温多湿、直射日光を避けて保存してください。
注意事項:
▲原材料名をご確認のうえ、食品アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
▲まれに体調や体質により合わない場合がありますので、その場合はご使用を中止してください。
▲通院中やお薬を服用している方は医師や薬剤師の方とご相談の上、お召し上がりください。
▲原料由来によって色調などにばらつきが生じる場合がありますが、品質には問題ありません。
▲開封後は一度にお飲みください。
▲乳幼児の手の届かない場所に保存してください。
▲食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
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